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壇蜜のもっとハァハァしてる? [ぴんぼけ]

「王道」「独占市場」モノに控えめな抵抗 自意識過剰と思われながらもマイサインペン

★其ノ百八拾壱

2017.02.03

毛羽立っても許してくださいね
毛羽立っても許してくださいね【拡大】

 必ずしも「王道」や「独占市場」のものが良いとは限らない。最近そんなひねくれたことを考えてしまいます。

 無論、総合的に使い勝手がよく、安価で、大手企業が製造しているからどこでも見かけるわけで、細かい部分は「使用感に個人差があります」という話が出てくるのは当たり前なのですが、どうしても「~といえばコレ一択!」という風潮には、「んんん…、そうかなぁ」と控えめに異論を感じてしまうのです。

 例えばサインペン。太いものになるとどうしても紙との相性が顕著に出てしまい、ペンのインクが出る部分が、紙の繊維と地味な喧嘩を始めて、「繊維が毛羽立って文字がかすれてくる…」という事態にも遭遇してきました。

 私もタレントの端くれ。紙にサインをする状況は時々ですがありますので、こういう場合は大変困ります。特にサインペンを貸してもらったときにこの事態はピンチです。借りたというシーンをもらう側は見ていない訳ですから、「あー、壇蜜って、かすれたサインペンで粗末なサインするような人なんだ…」と思われてしまう危険性もあるのです。

 こんなことを言えば、保身に必死になっているようで逆効果かもしれませんが、かすれたサインはそれだけマイナス要素を含んでいることだけは伝えておきたいと思い、今ここに記すことにしました。

 最近では可能な限り、マイサインペン(水性、インクののびが良い)を持ち歩き、自意識過剰と思われながらも「受け取った人がせめて不快ではないようなサイン」をお渡しすることを心がけています。あちこちからお借りするサインペンは「あの王道出身の」である確率も高いですし。

 「あ、サインペンは持ってきています。すみませんね、自意識過剰なんですよ、えへへ」とだらしなく笑えば、大抵の方はそれ以上踏み込んでこないのも、またありがたいというか、寂しいというか…。

 王道のものに難癖つけるわけではありません。ポスターや写真素材の紙類にサインするときはこの王道サインペンに絶対の信頼を寄せていますし、繁栄&進化を願っています。

 しかし「さまざまな形で魅了してくれる追随の世界」も存在することをお伝えしたかった次第です。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。本連載などをまとめたエッセー集「壇蜜歳時記」(大和書房)が好評発売中。NHK総合「精霊の守り人 シーズン2」(トリーシア役、土曜午後9時)、同「お母さん、娘をやめていいですか?」(金曜午後10時)が放送中。このほかはNHKラジオ第2「高校講座/保健体育」(水曜午後8時10分)、BS日テレ「久米書店midnight~夜の本の虫~」(金曜午後11時半)、文化放送「壇蜜の耳蜜」(月曜午後7時半)など。